入浴とシャワーで清潔に

シャワーの活用

 欧米人はワキガが一般化しているのですが、だからといって全くワキガを気にしないわけではありません。むしろ、自分のニオイが他の人に迷惑をかけていないか気を配っているのです。

 欧米では湯船に浸る習慣がほぼ無いので、シャワーだけですませてしまうことがほとんどです。ササッと終わらせるので、きれいになっていないような印象を受けますが、実際は1日に数回シャワーを浴びているのです。まめで清潔といえるでしょう。

 ワキガのニオイは、アポクリン汗腺と皮脂腺からの分泌物にエクリン汗腺からの汗が皮膚の表面で混じりあい、そこに細菌がついて繁殖し、ワキガのニオイが発生するのですが、細菌がついてニオイが発生するまでには、最低でも2~3時間はかかります。

 そこで、汗をかいたらシャワーを浴びて汗を流せばニオイの発生を抑えることは可能です。しかし、外出先で汗をかいた場合は、すぐにシャワーを浴びることは困難ですので、その代わりとしてウェットティッシュを活用するといいでしょう。

 ただ、これは一時的なものなので、帰宅した後にシャワーかお風呂に入り、脇の下に汚れを溜めないようにすることが大切です。

お風呂で汚れを洗い出す

 お風呂に入るときは、なるべく熱いお湯で汚れなどを浮き立たせて、それを石鹸で洗い流し、固くしぼったタオルで脇の下の汚れをこすり取るようにするといいでしょう。

お湯の温度がぬるめだと、皮膚の毛穴に詰まっている脂分や汚れを全て取り除くことはできません。また、石鹸は薬用か中性のもがいいでしょう。これらは皮膚を弱酸性に保つ効果があります。

弱酸性は細菌に対抗する抵抗力が最も強く、ワキガのある人は皮膚をこの状態に保つことで細菌の繁殖を防ぐことが可能です。

脇の下は清潔に

 ワキガの強い人のほとんどは、概して脇毛が多いものです。ワキガの元凶となるアポクリン汗腺は脇毛の毛穴と通じていて、そこから出る皮脂腺の分泌物と混ざることで、嫌なニオイが作られます。

 じめじめとした気の通りの悪い環境は、細菌が繁殖するには絶好の状態です。ワキガの強い人は脇毛も剃って、清潔に保ち、通気性の良い状態にすることが重要です。