食生活で改善

日本人と欧米人の食生活

 食生活はワキガの発生に大きく関係しています。統計によると、欧米人のワキガ保有率は80%で、日本人の10%に比べて非常に高い確率でワキガが発生しています。これは、やはり食生活に原因があるのです。

 農耕民族の日本人は、米を主食とした野菜中心の食事を摂って来ました。一方、欧米人は1000年以上前から高タンパク・高カロリー・高脂肪の食事をしてきました。

それが続くうちに、アポクリン汗腺とエクリン汗腺が発達して、結果、10人に8人はワキガとなってしまったのです。80%の人がワキガなら、それが普通なので、誰も気にしなくなるわけです。

低タンパク・低カロリーの食生活を

 欧米人が好んで食べていた、高タンパク・高脂肪食品はどのようにワキガに影響してくるのでしょうか。

 肉類に含まれる動物性脂肪は「飽和脂肪酸」と呼ばれるもので、この脂肪が体に入ると胃で消化され、血液に混じって肝臓に送られます。そこで様々な脂肪酸、中性脂肪、コレステロールなどに分解されて、再度血液に混じって体中をめぐります。

 脂肪酸や中性脂肪、コレステロールは皮下組織に蓄積されてエネルギー源となります。それが、アポクリン汗腺や皮脂腺から分泌物として排出されるとき、ワキガのニオイが発生ということになります。

 すなわち、肉や乳製品などに含まれる動物性の飽和脂肪酸が、ワキガの直接的な元凶だということが言えます。

日本が欧米化していくにつれて、食生活も変わり、現在は欧米の食生活と同じようになってきました。それは、つまりワキガが発生する確率が増えていくということです。

ですから、ワキガを改善したい方は低タンパク・低脂肪の日本食中心の生活をしていくことをお勧めします。