香水の使用について

香水とワキガが合わさると‥‥

 欧米人は、体臭をカバーするために香水を用いているようですが、日本人にとってはこのような使用方法はあまりふさわしくないように思えます。

 強い香りの香水がワキガのニオイと合体すると、強烈な異臭を発散することがあります。欧米人にとっては慣れたニオイでも、日本人にとっては頭痛がしてくるほどの悪臭としか感じられないようです。

 日本人も若い人たちの間では、強い香りを好む風潮があるようですが、強いワキガの人は、香水を使用するのは避けたほうがいいでしょう。かえってワキガを目立たせてしまいかねません。

 正確に分類すると、香水とは純度96%のアルコールに15~25%の香料を混ぜたものをさしています。これに対して、純度がもう少し低いアルコールに香料濃度が10%のものをオード・トワレ、3~5%のものをオーデコロンなどと称して分けています。

 広い意味で香水というときには、この全てを包括するものですが、アルコール純度が低いほど、香りの持続時間は短く、香料の濃度が低いほど香りも弱くなっていきます。

まずはワキガを治そう

 ワキガ体質の人が香水を楽しみたいのであれば、身体を清潔にしてニオイを抑えてから、オーデコロンなどの弱い香りを漂わせるくらいにとどめておいたほうがいいでしょう。香りの種類も刺激が少なく、日本人社会に受け入れやすい柑橘系統のものがお勧めです。

 香りの持続時間はオーデコロンで約1~2時間で、ワキガのニオイもその間なら弱く抑えておくことができます。

 ただ、香水で体臭をごまかすというのは、本質的には日本人にあまり合わないやり方だと考えられます。ですから、まずはワキガを治してから、さわやかな香りを楽しむというのがいいと思われます。