快いニオイは人を結ぶ

ニオイが安心を引き出す

 ニオイというものは悪いニオイばかりではなく、また悪い影響を与えるばかりではありません。快いニオイは人と人を結びつける役割も果たします。

 生まれたての赤ちゃんが、初めて嗅ぐのは、母親のニオイです。まだ視覚が開けていない赤ちゃんは、嗅覚、すなわちニオイだけをたよりにしておっぱいを探り当てます。

 子どものころに、怪我をしたり、怖い思いをしたり、友達と喧嘩したりした時に、お母さんの胸に顔を埋めて泣きじゃくっていると、痛みや怖さが薄らいだ経験があるかと思います。

母親のニオイというのは、最も安心できる場所のニオイとして記憶され、大人になっても忘れることはないものです。

異性を魅きつけることも

 また、ニオイが男女をひきつける大切な役割を果たしていることもあるものです。香水やオーデコロンをつけるのは、自分自身が香りを楽しむためでもあるのでしょうが、やはり異性を惹きつける、または関心をひくことです。

 悪臭の代表のように言われているワキガのニオイも、絶対に悪いというものでもなく、それが軽度なものならば、ひとつのセックス・アピールにもなるものなのです。

 その人の放つ体臭が、たまらないほどいいニオイに感じられて、思わず魅きつけられて
しまうということは少なからずあるものです。

 ですから、恋人をつくりたいと努力している人は、化粧や洋服など外見ももちろんですが、異性を魅きつけるニオイも身につけるように努力したほうがいいでしょう。